波除神社
いよいよ年の瀬ですね。世相を反映してか、大変厳しい年になりましたが、なんとか、今年もここまで漕ぎ着けた、という感じです。今週はクリスマスウイークということで、さすがに忙しい週になりそうなので、今日はお店はお休みですが、築地の市場に仕入れに出かけて、来るべきクリスマスメニューの仕込みに追われました。
普段は足早に通り過ぎるのですが、今日はお店のランチ営業が無いということもあり、市場近くの「波除神社」にお参りに行きました。築地に仕入れに来るシェフや板前さんたちで信心篤い方々は毎回のようにお参りにくるようですが、信仰心の薄い僕は10年も通っているのに、まだ、数えるほどしかお参りしていませんでした。反省を込めて今日はゆっくり時間をかけてお参りしました。神様、来年は宜しくお願いしますよ!
ところで、この波除神社というのは、今から350年前に建てられたそうですが、この神社の由来は、ここ築地の埋め立て工事の際に荒れる海のお陰でなかなかはかどらなかったところ、ある晩、海に浮かぶ稲荷大神の御神体を発見してそれを祀ったところ、荒れていた海が嘘のように静まり、埋め立て工事がつつがなく終わったということにあるそうです。それ以来、波を静める御利益があるということで、漁師さん達の守り神になっているということです。
メキシコの守護神は「グアダルーペのマリア」様ですが、このグアダルーペのマリアという神様はもともとスペインのカサレス県にいて、漁師さん達の守り神だったと記憶しています。なにか、メキシコとのつながりを感じてちょっと嬉しくなりました。それから、海に御神体が浮かんでいたというエピソードはキューバの守護神"VIRGEN DE LA CARIDAD"を銅鉱山で働いていたインディオと奴隷が海で見つけたというエピソードに酷似していて面白いものですね。
今朝は珍しく築地で朝ご飯も食べました。築地のお店はどこもそうですが、「中栄」という歴史を感じさせるカレー屋さんです。大盛りの千切りキャベツがついたカレーやハヤシライスが500円という安さ!味もさることながら、お店の人の絶妙な接客ぶりに、たまにしか来ませんが、いつも感心させられます。









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