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2011年11月15日 (火)

コーヒーハンター

Coffee_hunter 
  ちょっと前に読んだ本ですが、、、とても面白かった本です。

 静岡のコーヒー豆屋さんに生まれ、高校を卒業してすぐ、コーヒーの勉強のため、中米の小国エルサルバドルに留学された著者の川島良彰さん、通称ホセさんは、そこでコーヒー豆の栽培をみっちり学び、25歳にしてジャマイカのブルーマウンテンコーヒー園の農場長に抜擢され、以降、ハワイ、インドネシア、などでコーヒーの開発にずっと携わってこられた方です。その彼の半生が、歴史に埋没していた幻のコーヒー、「ブルボン ポワントゥ」をアフリカのレウニオンという小さな島で発見して復活させるまでの苦闘記と併せて、とても興味深く語られています。とにかく情熱的な方で、コーヒー栽培に従事したいという思いで、留学後、すぐに家業を継いでほしいと願う父親と衝突して勘当されてしまったり、幻のコーヒーを求めて世界中を飛び回ったりと、その行動力に驚かされます。内戦中のエルサルバドルの話も出て来ますが、さすがに現地で生活されていた方の話なので、とても臨場感があります。あまりに内戦が酷くなったときにロスに避難してタコス屋さんでバイトして凌いだ話も面白かったです。ぼくも、カリフォルニアで働いていたとき、内戦から逃れてきたエルサルバドル人達と一緒に仕事をした経験があるので、とても、親近感を憶えました。

 また、この本で初めて知ったのですが、コーヒー産業は、実に世界で1億2千万の人が関わっている、人口ベースでは世界最大の産業なんですね。だから、コーヒーを知るといろんなことが見えてくるんです。というわけで、この本を読んでから、ラテンアメリカの国々にとっても重要な産業でもあるコーヒーについてとても興味が出て来ました。

実は、川島さんは、恵比寿時代のサルシータに、一度、お客さんとしてみえたことがあります。コロンビア人の有機アボカドを輸入している会社の社長さんやコーヒーの仕事をされている方と一緒でしたが、とても社交的な感じの方でスペイン語もさすがに上手でいらっしゃったのを憶えています。サルシータのタコスを褒めて下さったことも。

先日、麻布税務署に行った帰りに、すぐ近くにある川島さんが現在やってらっしゃる超高級コーヒーのカフェにお邪魔して、エルサルバドルの農園産のとても美味しいコーヒーを頂きました。昔、訪れた、エルサルバドルの美しい風景を想いながら、、、

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