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2011年10月11日 (火)

松茸のスープ

005_2  自分が一番にやるべきことは、本物のメキシコ料理を日本で紹介することだと思っていて、自分の仕事はそれがメインなのですが、それと並行して、自分にしか出来ない料理、というとちょっと大げさですが、日本人としてのアイデンティティを持った、自分なりの料理というものも、ゆっくりで良いから追い求めて行きたいかな、と。まあ、こちらは、サブ的な感じで、自分自身で面白がってやれれば良いと思っています。

 メキシコと違って、日本には四季がありますし、日本独自の素材もたくさんあるので、そういったところを生かしていきたいなあと、日頃から感じています。

 今回、日本の秋の味覚の代表、松茸をメキシコ風にアレンジしたスープを作ってみました。「松茸の土瓶蒸し」からヒントを得て、メキシコの日常的なスープ「コンソメ デ ポヨ」(チキンコンソメスープ)に、松茸をスライスして入れて、ライムとチポトレというメキシコの唐辛子でアクセントを付けてみたのです。

 やはり、松茸の香りは、何物にも替え難い、素晴らしいものですね。ライムと唐辛子で加えられた酸味と辛みが絶妙のバランスで、メキシコっぽい味になっていると自負しています。このチポトレという唐辛子は、ただ辛いだけではなく、鰹節を連想させるような何とも言えない深い旨味も持っているので松茸の持っている強い個性と響き合って負けていない感じです。このスープ、今月いっぱいサルシータで出す予定です。(¥900) 

 

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