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2010年11月16日 (火)

モレ祭り 続き

Coloradito 前回のブログで書かせて頂いたように、現在、サルシータではメキシコの代表的な料理である「モレ」にスポットを当てて、通常のメニューに載っている「プエブラ風」のモレに加えて4種類のモレをお出ししています。

 その中でも、「モレ王国」とも言える南部のオアハカ州から有名な「オアハカの7つのモレ」から3種類選びました。

まずは、写真一番上の「コロラディート」。これは、「アンチョ」と呼ばれるメキシコでもっともよく使われる乾燥タイプの唐辛子を軸に、トマト、シナモン、ごま、アーモンド、バナナ、レーズン、チョコレートなどを加えた、どちらかというと、プエブラ風に近い、でもちょっと軽いタイプのモレです。プエブラ風のものより、少し酸味があり、あちらはほとんど鶏か七面鳥の料理に使われるのに対し、こちらは、牛、豚などにも使われます。当店ではグリルした豚ロース肉に合わせています。

Verde_oaxaca 次は「オアハカ風の緑のモレ」。シラントロ、パセリ、タイム、エパソテ、オハサンタ、とたくさんの緑のフレッシュなハーブが入るのが特徴で、モレには珍しく、ナッツ類が入りません。その代わり、トウモロコシの粉「マサ」でとろみを付けています。日本では手に入らないハーブ、オハサンタはフェンネルの葉で代用しました。モレのなかで、最もフレッシュな味わいで、色も鮮やかです。豚肉と白豆を合わせるのが定番です。

そして、今度はオアハカの黄色いモレ「アマリーヨ」。こちらについては、「死者の日」のときにお出ししていたので、続いての登場です。詳しくはこちらをご覧下さい。

Pipianそして、「ピピアンベルデ」、ちょっと前のブログでちらりと触れましたが、オアハカ州以外では「モレベルデ」(緑のモレ)と呼ばれることが多いものです。カボチャの種と緑のトマトというメキシコ原産の原料が主体となっていて、原形は、スペイン人到来以前の時代から食べられていたという古い料理です。

多くのモレはヨーロッパ文化とメソアメリカ文化の融合により植民地時代に生まれたものなので、この料理は、更に特別なものと言えるかもしれません。現在でもとても人気のある料理です。

実は、先週末に予想以上にモレが売れて、最後は売り切れになってしまいました。嬉しい悲鳴です。今週からはそんなことがないように、じゅうぶん用意していきたいと思います。宜しくお願いします。

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コメント

モレ祭りと聞いて、駆けつけました。
久しぶりのピピアンは最高!
隣のカップルも興味シンシンで、いろいろ聞かれましたよ。

やっぱ、メキシコ料理は最高!

投稿: SAEKO | 2010年11月22日 (月) 23時05分

ご来店ありがとうございました。
ピピアンは好評なので、レギュラーメニューに入れるつもりです。やはり、メキシコでとても親しまれている料理ですし、、、

投稿: moriyama | 2010年11月25日 (木) 03時18分

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