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2010年9月28日 (火)

新着ワイン アラモス トロンテス08

あれだけ暑かった夏もようやく終わったようで、9月も終わりに差しかかり、ずいぶん涼しくなってきました。今は、暑くもなく、寒くもない、ちょうど良い時期ですね。この季節が長く続くと良いのですが、けっこうすぐ寒くなっちゃうんですよね。もうナショナル麻布さんではハロウイーンものが売られていたりして、時の流れを感じる今日この頃です。

 そういえば、先週末はお台場で「フィエスタメヒカーナ」が行われたようですね。今年が11年目ということで、実はサルシータと同い年なんですね。メキシコ料理の屋台もけっこう出ていたみたいですね。ちょっとテックスメックス系が多いのが気になったけど(笑)、、、うちも毎年のように出店のお誘いは受けてるんですが、余裕が無くて参加できません。興味は、もちろんあるのですが、、、いつか参加してみたいですね。

760241423 さて、話題は変わって、サルシータに新しく登場したワインの話をしたいと思います。当店では、メキシコ料理屋ということで、メキシコのワインをハウスワインにしていますし、その他のワインもメキシコ中心でいきたいのですが、いかんせん、まだ、日本に輸入されているメキシカンワインは少ない(バハカリフォルニア州に行けば、良いワインはたくさんあるのですが、、、)ということで、スペイン、チリ、アルゼンチン、カリフォルニアなどのワインも取り揃えています。最近、テキーラ、テキーラとばかり言っているようですが(笑)、実はワインも大好きで、辛さばかりを強調しないで素材の味を大切にするサルシータのの料理はワインにもぜひ合わせて欲しいと思っているのです。

 さて、その新しいワインとは、「アラモス トロンテス08」です。トロンテスというブドウの品種は、ぼくも最近知ったのですが、アルゼンチン固有のものらしいです。ぼくは、以前から、この「アラモス」というワイナリーに注目していて、すでにシャルドネとマルベック(これもアルゼンチンの固有種ですね)をとてもコストパフォーマンスに優れていると思い、ワインリストに載せていましたが、このトロンテスにはビックリさせられました。ものすごく果実実に溢れていて、みずみずしい!それでいて甘ったるくなく、心地よい酸味とジャスミンやフレッシュハーブの優雅な香りさえ感じられ、これはもうゴクゴク飲みたくなるワインです。

Img23677032 あまりに素晴らしいので、ネットでアラモスのワイナリーについて調べてみたところ、1902年に現在のオーナーの祖父に当たる方がイタリアからアルゼンチンにやって来て、アンデス山脈の麓、メンドーサ市で始めたワイナリーらしいです。その後、三代の1世紀に渡る努力の結果、アルゼンチンでもトップクラスのワイナリーに成長、2001年には最新の設備を持つ高級ワイン専用の醸造所をオープンさせました。その建物は同社の方針である「革新性」「先進性」の象徴としてアメリカ大陸の文明の中で最も優れた文明を持っていたとされるマヤのピラミッドを模して作られたそうです。(写真)

アラモスは、アンデスの標高差を利用して、いろいろなブドウの品種をその品種に最も適した気候が得られる標高の畑で育てるため、6か所に畑を保有しているそうです。この辺りのこだわりもさすがですね。家族経営の会社らしく、それぞれの畑には、祖父や祖母など家族の名前が付けられていることが多いのですが、その中の一つには「ウシュマル」というマヤの古代都市の名前が付けられていて、メキシコのマヤ文明に対する尊敬の念が伝わってきました。ちなみに、「トロンテス」はなんと標高1695メートルの世界一高いとされるサルタ県のカファイエテにあるワイン畑で収穫されるそうです。あの凝縮された果実実は、この標高による昼と夜の温度差からきてるのでしょうね。このカファイエテの場所を地図で見ると、近くにトゥクマン、アチェラル、カウチャキ、など、あの「歌うアンデス山脈」と呼ばれたフォルクローレの詩人、偉大なるアタウアルパ・ユパンキの名曲「トゥクマンの月」に出てきた地名がすぐ近くにあって感激しました。

テキーラも良いけどワインも良いですね。この秋は「ワインとメキシコ」料理なんていかがでしょう?

 

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