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2010年5月

2010年5月31日 (月)

SONORA DINAMITA

五月も、もうすぐ終わりだというのに、肌寒い日が続きますね。地球は温暖化してるんじゃなかったんですかね?寒がりなもんで、今朝も冬用のフリースを着て通勤してしまいました。

さて、先日、このブログを読んでくださっているというあるお客さんから、Sonoradinamitaa 「最近、映画や音楽の話が無くて残念です。」と言われてしまいました。

そう言われてみると、確かにそうですね、最近、仕事が忙しくて私生活に余裕が無いので、新しい映画や音楽に触れることがなかったものですから、、、

そこで、今日は、最近の話ではないですが、ぼくが、20代の頃、海外で暮らしたり旅したりしていた頃に流行っていた南米コロンビアのグループ"SONORA DINAMITA"(ソノラ ディナミタ)について書いてみます。このソノラというのは、スペイン語で、いわゆる、楽団という意味で、ディナミタというのはダイナマイトのことなので、直訳すると「ダイナマイト楽団」という意味になりますかね。

コロンビアのリズムに「クンビア」というのがあって、これは、とても踊りやすくてメキシコでもとても人気のある音楽ジャンルなんですが、彼らは、このクンビアのリズムに乗せてラテン特有のちょっと毒の効いたユーモアあふれる歌詞を歌って、スペイン語圏全体で大人気を博していました。ニューヨークで働いていた頃、同僚のエクアドル人が彼らのカセットをよく仕事場で流してましたし、スペインで、牛追いで有名なパンプローナのサンフェルミン祭りに行ったときに、市長さんが祭りの始まりを宣言した直後の最高に盛りあがった状態の時に入ったバーでは白と赤の伝統的な衣装に身を包んだ若い女の子達が、彼らの最大のヒット曲"EL CUCU"を、お尻振り振りとても楽しそうに踊っていたのを覚えています。(何でお尻振り振り?興味ある方は歌詞を調べて下さい!)

白状しますと、このブログのタイトル"LUCHANDO CADA DIA"も彼らの曲の一節から取っています。"SACA LA MALETA"という曲で、だらしない亭主に怒り心頭の奥さんが毒突いている内容の歌詞なんです。

yo trabajo luchando cada dia
pa' traerte la ropa y la comida
y disfrutas con otra por la calle
sin verguenza dandote buena vida

私は、働いて、毎日闘っている、あなたに服や食事を与えるために。それなのに、あなたときたら、そこらへんの女と好き勝手に遊んでいる。恥知らずでいい気なものね。

こういう内容の後、奥さんが"Saca la maleta y no vuelvas mas"(出て行って、二度と帰らないで)とブチ切れてしまいます。そこに旦那が、「落ち着けよ、気が違ったんじゃないだろ、おい石鹸を食べるな、石を投げるな!」とからむんですが、このへんが情景が浮かぶようで、絶妙でとても面白いんですよ。ラテン的なユーモアですよね。

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2010年5月21日 (金)

土佐 しらぎく

Shiragiku  昨日、所用で麻布十番を歩いていたら、以前の勤務先、はせがわ酒店のT専務とばったり遭遇、そのまま、十番にあるはせがわ酒店の新店舗に連行されちゃいました。以前からお店はあったのですが、今回、より広いところに移転されてたんですね。今度のお店は3階建てで1階は小売店、2階は営業チーム、3階はお酒の輸出などを手掛ける関連会社の事務所になっていました。この不況のなか、店舗を拡大するなんて、すごいですね。このT専務は、ぼくにとって人生の水先案内人のような方で、10代の頃に出会って仕事のイロハを教わり、20代の頃にはアメリカでの仕事を紹介されて、ぼくのメキシコとの出会いのきっかけを作り、30代では、お酒のことについていろいろ学ばせてもらいました。40代となった今では、別々の道を歩んでいますが、Tさんは、日本酒の素晴らしさを世界に広める活動をされていて、ぼくは、メキシコ料理の素晴らしさを日本で広める活動をしているので、同じようなことをしているとも言えますね。

 最近では、良い意味でのグローバル化で?外国でも日本の吟醸酒が売れているみたいです。ちなみに、ここの会社は、あのFIFA公認のワールドカップのオフィシャル日本酒まで売っているんですよ。

 お店を見せて頂いたので、せっかくだからと自宅での晩酌用に一本購入。大好きな銘柄、高知県の「土佐 しらぎく」の造りたての純米吟醸酒です。製造年月日、平成22年5月とかいてありました。醸したばかりの新酒ゆえ、まだ微発泡していて、開栓したとき、シャンパンのように泡が吹き出てきて、もったいないので思わず口を付けて飲んじゃいました。子供たちに笑われましたけど。

やっぱり、日本酒は美味しいですね。今回のは、生酒ゆえ、酵母が生きてる感じが、体に良さそうで、なおさら美味しく感じました。仕事柄、いつもは、テキーラとかワインを口にすることが多いからかもしれませんが、やはり、日本の誇るべき文化ですね。

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2010年5月18日 (火)

時代は変わっている!

51g3we7jxtl__bo2204203200_pisitbsti  ちょっと前にFACEBOKで調べて、遠くバルセロナから12年振りに連絡をくれた友人のことを書きましたが、最近、周りでTWITTERやらFACEBOOKといった、いわゆる「ソーシャルメディア」の話が出ることが多くなっていたので、けっこう気にはなっていて、ちょっと前に産経新聞の書評欄に著者のインタビューが載っていて、興味を持っていたこともあり、近くの本屋で平積みになっていたこんな本を買って読んでみました。「ツイッターノミクス TwitterNomics 」タラ・ハント著

 かなりの衝撃でした。まあ、サンフランシスコという、こういう分野では最先端の場所に身を置いていた著者だから、ということもあるだろうけど、時代は変わっているな、という感じです。帯に「もう広告はいらない!」とありましたが、確かに従来型のマスに向けて発信される広告というものが、各自のテイストが細分化され、溢れかえる広告の波に辟易している大衆には通じなくなってきていて、これからは、オンラインで繋がった個人へのピンポイントの情報発信が重要になってくるのではないか、と実感しました。これからの時代は、個人が自分の情報をデジタルを通して発信していくことが重要になってくるのでしょう。なにか、十代の頃によく聴いていた佐野元春さんが25年前に発表したカセットブック!「エレクトリック ガーデン」を思い出しました。佐野さんはあの頃から現代のような時代を予見していたんだと、改めて敬服しました。

 

 

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2010年5月14日 (金)

CREPAS CON CAJETA

Crepas やはり、ゴールデンウイーク明けは、暇ですね。静かな日々です。でも、昨日、一昨日とたて続けに雑誌の取材が入ったりして、何かと忙しかったりします。

 一昨日は、メキシコのスイーツの特集で、「アロス コンレイチェ」、「トレス レイチェス」、そして、写真の「クレパス コンカへータ」を作りました。

 このメキシコ版のクレープのデザートは、現在、レギュラーメニューとしては出していないので、久々に作りました。ちょっと前に合羽橋で、フランス製のクレープ用のフライパンが、とても安くなっていたので買っておいたのが役に立ちました。さすが、焼きやすいです。カへータとは、ミルクを煮詰めたキャラメルソースのことで、メキシコだと、山羊のミルクのものが一般的で、あちこちで瓶に入ったのが安く売られています。しかし、日本では山羊のミルクは、なかなか無くて、あってもとても高価なので、(ちなみに、近所のナショナル麻布さんでは、さすが!売っていました。500ミリリットルで800円以上でした。)普通のミルクで作ります。牛乳2リットルにシナモン1本と砂糖を入れて、2時間くらいかけて約3分の1になるまでじっくり煮詰めます。その間、焦げないように度々かき混ぜながら、、、けっこう大変です。でも、そうやって、ゆっくり煮詰めたキャラメルは濃厚で美味しいです。これをクレープにはさんで、さらに上からもかけて、トーストした胡桃を砕いて散らして完成です。美味しそうでしょう。

 昨日は、夏に食べたいスパイシーな食べ物ということで、「悪魔にとりつかれた海老」、「ハラペーニョの爆弾」を作りました。こういう切り口の取材は、ほぼ、毎年、ありますね。

 取材のあと、だいたいの場合、ライターさんとカメラマンさんが料理を試食されるのですが、たまに、申し訳程度にしか食べられないこともあるのですが、今回は二回とも、とても美味しそうに完食されていました。こういうのは、気持ち良いですね。

 

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2010年5月10日 (月)

5月は再会の季節?

 

Flores_2 ゴールデンウイークも終わりましたね。最後のほうは、お天気もとても良くなって、近くの有栖川公園やナショナルスーパーは大勢の人で賑わっていたようです。サルシータは?そうでもなかったですけど、、、

 お店の前のつつじの花がきれいに咲きました。色といい、何か、メキシコでよく咲いているブーゲンビリアの花に似ていますよね。

 前回のブログで、8年振りに会ったメキシコの友人のことを書きましたが、そういえば、最近、ずいぶん久しぶりにお会いするお客さんがよくいらっしゃいます。5月に入ってから3組ほど、恵比寿時代のお客さんで、広尾のお店は初めてという方がいらっしゃいました。皆さん、一様に、「広くなりましたねえ。」とおっしゃいますね。あと、メキシコで一緒に働いていた子が12年振りに連絡をくれてた、というのもありました。どうやら、FACEBOOKで調べたらしいです。今は、バルセロナに住んでいるとか、、、

 そんなこんなで、いろいろ昔のことを思い出す機会が多い今日この頃です。

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2010年5月 4日 (火)

CHALUPAS

Chalupas_6 ゴールデンウイークも半ばを過ぎましたね。どこかに出かけている方も多いのでしょうか。あちこちで混雑や渋滞の模様がニュースで伝えられています。

 当店は期間中休み無しで営業しております。広尾の街は、いつもの休日よりは少し、人が少ないようですが、お天気も良いので、けっこう賑わっているようです。

 今日は、あるメキシコ人の友人とほぼ8年振りに再会しました。サルシータオープンの頃、いろいろ助言をしてくれた女性で、メキシコに料理の勉強に行った折りには彼女の実家に数カ月もお世話になったこともありました。懐かしい話をいろいろしましたが、驚いたのは、メキシコ滞在中に、すっかり仲良くなっていた彼女の姪っ子(当時3才)がすっかり大きくなっていたことです。メキシコでは、女の子が15才になったときに、大人の仲間入りのパーティをする習慣があります。その姪っ子がちょっと前に15才のパーティをした時の写真を見せてもらったのですが、あんな小さかった子がすっかり大きくきれいになっていてびっくりしました。時が経つのは早いなと改めて思いました。その子は学校の傍ら、家計を助けるために近くのスーパーでお客さんの買った商品を駐車場までカートで運ぶアルバイトを一日5時間もしているのだとか、、、聞けば給料は殆ど無しでお客さんがくれる僅かなチップを集めて貯めているらしい。あんな、小さくてやんちゃだった子が、今では、大変だけど、頑張っているなあと思いました。

 さて、この前のブログで紹介した、メキシコ人のソウルフード、ポソレですが、現在、今月のおすすめとしてメニューに載っております。おかげさまで、とっても好評です。特にメキシコに住んでいた方達はとても喜んでくれているみたいです。あと、その前に紹介したデザート「ビバ メヒコ!」も好評です。ハマイカとオルチャータという、メキシコ人の大好きな飲み物を重ねて入れた点が、やはりメキシコの方たちにはうけているようです。

 そして、今回、やはりおすすめメニューに載せたのは、写真の「チャルーパス」というアントヒートです。これはプエブラ地方で定番のスナックで、ソぺスをわらじ状に細長くして鉄板で焼き、緑と赤のソース、豆のペースト、茹でた鶏肉、玉ねぎ、チーズを乗せたものです。5月5日が、歴史上、有名な「プエブラの開戦」の記念日なので、彼の地に縁のあるものをいれてみました。素朴な味だけど、美味しいですよ。

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