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2010年3月

2010年3月31日 (水)

エル テソロのマルガリータ

Margarita_2  先日、テキーラアンバサダーこと、フリオ・ベルメホ氏が来店された話は書きました。そのときに、ぼくも、彼が注文されたロスアルトス地区の名門蒸留所、エルテソロのブランコを使ったマルガリータを飲ませて頂いたのですが、これが今までのぼくのマルガリータ観を変えるような出来事でした。

実は、これまでマルガリータというと、どっちかというと硬派のカクテルというイメージがあって、テキーラバレイのドライなテキーラを使ったものばかり飲んできたのだけれど、このエルテソロのマルガリータは、フリオさんのお人柄のように柔らかい味で、なおかつ生のライム汁のきりっとした酸っぱさにさらっとした旨味の天然塩とのコンビネーションが心地よくて、とても美味しく感じたのでした。

 それで、このマルガリータの美味しさを皆さんにも体験して頂きたく、このエルテソロを使ったマルガリータを¥1000でご提供させて頂くことにしました。サルシータでは、リストにある30種類あまりのテキーラで、どれでもプラス¥250でマルガリータに作って差し上げています。このルールだと単価¥900のエルテソロブランコのマルガリータは¥1150となりますが、まずは、飲んで頂いてこの美味しさを体験して頂きたくてこの値段にしました。ぜひ、この機会にお試し下さい。

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2010年3月29日 (月)

メキシコ産アスパラガスの鉄板焼き

Asparagus_6   もう桜が咲き始めているというのに、寒い日が続きますね。先週は、すごい冷たい雨が降ったりして大変でしたね。天気のせいか、お客さんは少なめですが、でも、こんな時でも来店して下さる方たちもいるのだから、感謝してます。

 さて、またまた春の新メニューのご紹介です。メキシコ産のアスパラガスを見つけたので、シンプルに鉄板焼きにして、グアヒーヨ唐辛子のソースを添えてみました。メキシコから空輸された元気の良いアスパラとちょっと香ばしい旨味たっぷりのソースが良く合います。

グアヒーヨというメキシコの唐辛子は辛さはそれほど無いのですが、旨味がぎゅっと詰まっていて、ぼくの大好きな調味料です。メキシコ料理では唐辛子を調味料として使うのです。これは、和食において味噌や醤油を使う感覚と同じです。ぼくの感覚では、生の唐辛子は醤油、乾燥させた唐辛子は味噌かな、なんて思っています。そう思えば、この写真の料理は和食で胡瓜にもろみ味噌をつけたものみたいに見えませんか?あと、肉や魚を漬け込むのにアンチョという唐辛子などで「アドボ」と呼ばれるペーストを作ることがありますが、これなんかも和食で肉や魚を味噌に漬けて焼いたりするのに似た感じです。

 日本の居酒屋さんなんかで旬の食べ物をシンプルに料理して食べさせてくれる、そんな感じを狙ってみました。

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2010年3月23日 (火)

カピロターダ

Capirotada_2 2年振りに、メキシコでこの時期に食べられる期間限定のデザートをやっています。カピロターダ(CAPIROTADA)という名前のお菓子です。この時期とは、カーニバル(謝肉祭)が終わって、キリスト教において最も大切な行事である復活祭が始まるまでの期間で、キリスト教徒はイエスの苦難を偲び肉食を断って禁欲的な生活をおくるとされています。

肉が食べられないなら、せめて甘いもので飛びきり美味しいものを食べようと思ったのかどうか知りませんが、このカピロターダ、パンにシナモンの香りをつけた黒砂糖のシロップを染み込ませて、林檎、ナッツ、チーズ、レーズンなどを乗せて焼いた、パンプディング風のかなり贅沢なお菓子です。スペインからラテンアメリカに広まったトレハ(TORREJA)というおやつでよく食べられるフレンチトーストのような食べ物がありますが、それの豪華版といった感じですかね。

 今年の復活祭(イースター)は4月4日ということなので、その日までの販売とさせて頂きます。この機会にぜひ、ご賞味下さい。

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2010年3月22日 (月)

菜の花のゴルディータ

Gordita_2 長かった冬もやっと終わり、ようやく春の到来ですね。うちの近くの公園の桜も、蕾が膨らんでいよいよ開花目前のようです。

 我がサルシータでも春の限定メニューを用意しましたよ。その一つが、写真の「菜の花のゴルディータ」です。ゴルディータというのは、「アントヒートス」と呼ばれているトウモロコシの生地「マサ」を使ったスナックの一つで、厚めのトルティーヤのような形に作ったマサを鉄板で軽く焼いてから熱い油で揚げてぷくっと膨らませ、ナイフで真ん中に切り込みを入れてポケット状に開いてから、中に具を入れて食べるものです。外はサクサク、中はもちっとした食感と、口に入れた瞬間に広がるとうもろこしの甘く香ばしい香りが楽しめます。

 今回、中に詰める具に選んだのは、春の代表的な食材の一つの「菜の花」です。菜の花は、ちょっと青臭くてほろ苦いような風味があって、そんなところを日本人は愛しているんだと思いますが、実は、メキシコにもこういうちょっと癖のある風味を持つ青い葉っぱの野菜がけっこうあって、日常的に食べられているので、こういう嗜好は日本人、メキシコ人に共通のものだなと前から感じていました。だから、今回、菜の花はメキシコの料理に合うと思って使ってみたのですが、やはり予想通りに良い相性でした。菜の花に、メキシコ風に柔らかく煮てほぐした牛肉とカッテージチーズを詰めたバージョンと、ヴェジタリアンの方向けにフェタチーズとサルサを加えたバージョンをご用意しました。今のところ、評判は上々です。ぜひ、お試しあれ!

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2010年3月 9日 (火)

テキーラアンバサダー来店!

もう暖かくなったかなあと思ったら、また急にすごく寒くなったりして変な天気ですね。冷たい雨もたくさん降って、せっかく春めいた気分がまた冬にもどってしまったようです。

 そんななか、先週はちょっと嬉しいサプライズがありました。お客さんが早くに退けてしまった木曜の晩、そろそろ帰り支度をしようかなと思った矢先に電話があり、妙に高いテンションで「まだやってますか?今から行きたいんだけれど。」という声、もう閉店しましたと告げたのですが、よく聞いてみると、電話の主は、前にこのブログで紹介したテキーラ、"4COPAS"輸入代理店でもあるえぞ麦酒のフレッド・カウフマン社長で、「フリオ・ベルメホさんと一緒にいるから、ぜひ頼みますよ。」とのこと。 フリオさんといえば、テキーラアンバサダーと呼ばれる、欧米のテキーラフアンの間では知らない人がいない(ぼくも、テキーラ協会の林さんのブログで初めて知ったので、偉そうなことは言えないのですが、、、)というほどの有名人。そういうことならと、すっかり片付いてしまった店内でバーテンダーのハチヤさんと待ち構えていると、かなりご機嫌な様子のご一行が登場。テキーラ大使という称号から、ちょっと政治家のような押しの強いタイプの人物を勝手に想像していたのですが、実物のフリオさんは、腰の低い、とてもソフトな印象の方でした。しかしテキーラに対する情熱はやはり半端ではなく、うちのテキーラリストをさっそくチェックしていくつかの助言を頂きました。総勢6人のオーダーは、えぞ麦酒さんがやはり輸入している絶品テキーラ"EL TESORO"のマルガリータ。ハチヤさんの絶妙なシェークで表面に霜が張ったように砕けた氷の小さな結晶が浮かんだそのマルガリータに皆さん大満足で舌堤を打っておられました。フリオさんは、特別に遅くまでやってくれてありがとうと感謝され、お礼にサンフランシスコにある有名なメキシカンのフリオさんのお店のTシャツをプレゼントすると約束されて帰って行きました。そして、土曜の夜に再び、(今度は営業時間中に!)来店され、本当にぼくとハチヤさん二人分のTシャツを持って来てくれたのには感激しました。酒の席での約束なので、そんなに期待していなかったので、、、その夜はサルシータの料理も味わって頂くことが出来て嬉しかったです。

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