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2010年2月 2日 (火)

Mountains beyond mountains

Mountains 一月が終わりました。

 少し前に、「これ以上は悪くならないだろうから、、、」なんてことを書いた記憶がありますが、全然そんなことはなくて、さらに深く落ち込んだ月でした。

 こうなると、どこまで落ちても不思議では無い気がしてきました。やはり社会的にも厳しい情勢なんでしょうね。今年の目標は、なんとか生き残ること!です。

 まあ、そんなことを言いながらも、好きなことを仕事にして打ち込めるというのは幸せなことなんだと思っています。働きたくても働けない人がたくさん居るわけだし、、、

ハイチの大地震、すごい被害ですね。しかし、いまだにハイチのことを「中米の国」と言うメディアの多いこと、メキシコが中南米ではないようにハイチのようなカリブの国々も中米ではないのですが。今回の地震でも、迅速に救助チームなどを派遣した欧米の国に比べ、日本政府の対応の遅れが批判されていますね。政府レベルでもそうですが、民間レベルでも、千羽鶴を折ってハイチに送ろうなんて言ってる人達がいると新聞で読んで目が眩みそうになりました。そんなの迷惑なだけでしょう!救助の物資を運ぶだけでも手が足りないだろうに、、、

 今回のハイチの大地震で、一番心に残ったのは、産経新聞に載っていた曽野綾子さんのエッセイでした。彼女によると地震が起きる前からハイチはとにかく貧しくて犯罪が跋扈する酷い状態で、まるで神に見捨てられたような状態が日常になっていたとか、、、そういう国を作ったのは、もともとアフリカから奴隷を連れてきたヨーロッパの国、カリブ海を裏庭と称しながら腐敗した政権を黙認してきたアメリカであって、こういう時だけ善人面で救助に勤しむのはどういうものか?といったとてもシニカルなものでした。

 アレックス・ヘイリーの、「ルーツ」というあるアメリカ黒人の先祖からの歴史を描いた物語で、奴隷として厳しい労働をさせられているアメリカの黒人のところに、「カリブの島で黒人達が自分達の国を作ったぞ!」というニュースが伝えられ、ものすごい希望を与えるシーンがあったのを覚えていますが、その「希望の国」が、今のハイチです。

 昔、ハイチでエイズの患者を救う病院を運営して献身的に働いているアメリカの医師ポール・ファーマーのことを書いたドキュメンタリーを読んだことがありました。"Mountains beyond mountains"(山を越えたら更にまた山が)という題の通り、曽野さんのいうようなただでさえ大変な日常の中で、次々とやってくる大変な困難にめげることなく立ち向かって朝から晩まで働く一人の医師の姿にとても感動しました。彼の苦労に比べたら、自分の苦労なんてたかがしれていると思えます。ファーマーは今もハイチの人達のために闘っているでしょう。

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