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2010年1月

2010年1月12日 (火)

エル ヒマドール

15430  2010年、今年も本物のメキシコ料理をもっと多くの人に知ってもらうべく、頑張ります!

 そして、料理の他に今年は本格派のテキーラが、もっともっと認知度を増すのではないかと期待しています。というのも、いわゆるプレミアムテキーラと呼ばれるアガベ100%を原料として少量生産で丁寧に造られるテキーラが、アメリカではセレブな人達を中心にかなりブームになっているらしくて、日本にもその波が押し寄せてくる気配がするのです。

 10年ちょっと前、サルシータを始めた時はアガベ100%の正統派テキーラは数える程しかなく、メキシコでは人気の美味しいテキーラをお店で出そうと思うと、自分でメキシコまで買い付けに行くか、友人に頼んで持って来てもらうしかありませんでしたが、近年、正規、並行の両方で多くのテキーラが輸入されるようになり、日本に居ながらにして数多くの素晴らしいテキーラが入手できるようになりました。

 去年の暮れにテキーラメニューをリニューアルした時、約30種類のテキーラを揃えましたが、まだまだ、新しい魅力的なテキーラをいろいろ紹介されて悩んでいる次第です。10年前に比べたらまさに雲泥の差です。

 そして、さらに最近、嬉しいニュースがありました。サルシータはオープン時からカクテルベースに使うテキーラとして、老舗高級メーカー「エラドゥラ社」が1994年にやや大衆向けとして発売したテキーラ、「エル ヒマドール」を使用しています。これは、ぼくがメキシコに料理修業に行っていた時に住んでいたファミリーで「これが美味い」と勧められてよく飲んでいた思い出のテキーラであるし、確かにこのクラスの庶民派のテキーラの中では一番旨いかな、と思ったからで、また、正統派メーカーのエラドゥラ社らしく、大衆向けのクラスのテキーラでもアガベ100%にこだわっていたのも大きな理由でした。やっぱりカクテルとはいえ、特にマルガリータのようなシンプルなものでは、ベースのテキーラの味が良いと悪いでは大違いですからね。ところが、悲しいことに、サルシータ開店から暫くした頃、テキーラの原料の竜舌蘭(アガベ)の値段が大幅に高騰するという事態が起こり、いつしか、「エル ヒマドール」のラベルから"100%  DE AGAVE"という文字が無くなってしまいました。大幅な原価高騰を抑えるために竜舌蘭の他に安価なサトウキビのアルコールを原料に加えることを容認したという苦渋の選択だったのでしょう。同じような処置をしたメーカーは他にもありました。竜舌蘭の値段が高騰した、という事実に関しては、ある意味、仕方がないものだと思います。この植物は、種を蒔いてから収穫できるようになるまで7,8年かかるという、とても生産コストのかかるものだからです。生産者にはその苦労に見合う収入があって然るべきだと思うし、そうでないと安定して高品質のテキーラを造り続けることは難しいでしょう。

 話が長くなってしまいました。嬉しいニュースというのは、つまり、このわが愛する「エル ヒマドール」(輸入会社は英語読みでエル ジマドールと読ませたいようですが、サルシータでは現地読みでヒマドールとさせて頂きます。この名前は竜舌蘭を収穫する職人「ヒマドール」たちに敬意を払って付けられた名前でありますし、ちゃんと現地で呼ばれているように表記するのが礼儀だと思いますので。)が再び、約9年のブランクの後に100%アガベに復活したということです。この不況の折り、カクテルベースとしては、もっと安価なテキーラに変える選択肢もあったけど、思い出の品ということで、そうはしませんでした。信じて使い続けて良かった! サルシータのマルガリータ、きっとグレードアップしているはずです。

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2010年1月 5日 (火)

あけましておめでとうございます。

Torre  新しい年が始まりました。サルシータは本日(5日)より営業開始です。今年もどうぞ宜しくお願いします。

 お正月は、特にどこに行くこともなく過ごしました。寝正月ですね。唯一、遠出?したのは家族で東京タワーに行ったことくらいです。すごく混んでいて、展望台に登るのに50分待ちでした。外国人の観光客の方達もけっこう多いのですね。初めての東京タワーで子供たちは喜んでいました。ぼくにとっては小学生のころ以来だから、30年以上ぶりだったのですが、東京の景色は随分変わりましたね。といっても、前回のことは、そんなに克明に覚えてはいないのですが、汐留あたりの湾岸地区に高層ビルがたくさん建っているのが印象的でした。

今更ですが、東京というのは大都会なんだなあと実感しますね。すごくたくさんの人がここで暮らしている。そうしてみると、メキシコ料理の店はまだまだ少ないですね。もっと、もっとたくさんの人に食べてもらえるように頑張らないといけないな、と思いました。

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