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2009年11月

2009年11月25日 (水)

テキーラメニュー完成!

Photo001 お待たせしました!

ようやく新しいテキーラメニューが出来上がりました。テキーラって、メキシコ料理と同様、実は奥深い魅力を持つのに、おおいに誤解されていますよね。我が国では、一気飲みして盛り上がるだけの酒のようなイメージが、まだまだ強いのですが、そんな誤った認識を打ち破って、ゆっくり味わって欲しい本当に美味しいテキーラを29種類選び、けっこう詳しい説明を日本語と英語で付けて載せています。A4の大きさで5ページぎっしりのボリュームです。それに加えて初心者の方が選びやすいように、テキーラの基礎知識、原料や生産地のこと、熟成度によるタイプの違いなどを説明したページも2ページ加えました。そして、新たに「テイスティングセット」としてブランコ、レポサド、アネホの3タイプから僕が選んだ3銘柄と日本テキーラ協会が昨年のベストとして選んだ3銘柄をセットにしてリーズナブルに(1800円)楽しんで頂けるものをご用意しました。テキーラ協会が選んだ3本はこちらをご覧下さい。僕が選んだものについては、ご来店されてからのお楽しみということで、、、

寒い夜はテキーラを飲んで暖まろう!

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2009年11月17日 (火)

すべての美しい馬

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ぼくには、今、高校1年の姪がいるのですが、11月の上旬が彼女の誕生日で、 毎年、この時期になると、読書好きな彼女にプレゼントをする本を探すのが恒例になっています。

もともと、僕自身、活字中毒の気があって、新聞、雑誌の書評欄などで、面白そうな本のチェックはよくしているのですが、今年は、「永遠のアメリカの青春小説の傑作」という宣伝文句とメキシコが舞台ということに惹かれてアメリカの作家、コーマック・マッカーシーの「すべての美しい馬」にしようかな、と思い、アマゾンで取り寄せて読み始めました。

今はどうだか知らないけれど、僕たちの青春時代はアメリカの小説家サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」が定番の読み物になっていましたが、甘酸っぱく切ないあの小説に比べて、この本は、乾いた文体のハードボイルド仕立てで、西部劇さながらの暴力も登場していて、ちょっと若い女の子に薦められる内容ではないな、と思ってプレゼントにするのは止めましたが、メキシコを舞台にした冒険活劇は、ぼくのようなおじさんには、とても面白く、堪能しました。

メキシコの荒涼とした自然の描き方は、ジョン・リードの「反乱するメキシコ」を思い出させたし、仲間のために無謀ともいえる行動にでる苛烈さはサム・ペキンパーの「ワイルドバンチ」などのメキシコを舞台にした映画を思い出させてくれました。

 どちらかというと、男性向けの小説かもしれませんね。

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2009年11月10日 (火)

ドリンクメニュー製作中!

Bebidas1 じつは、今、というか、けっこう前からなのですが、ドリンクメニューのリニューアルをやっています。

 今のメニューはスペースの都合で、それぞれのドリンクについて詳しい説明を載せていないのですが、ドリンクにもかなり力を入れているのに、これでは、なかなかお勧めのものが伝わりにくくて勿体ないので、ちょっとくどくなるかもしれないけど、詳しい解説をいろいろ付けることにしたのです。

しかし、これが思った以上に大変な作業で、、、

特にテキーラとワインのページが、なかなか終わりません。今日も朝から深夜までパソコンに向かっていたのですが、あと少しのところで、完成させられませんでした。なぜ、こんなに時間がかかるかというと、やっぱり、お酒ってその土地の歴史や文化と深いつながりがあって、ちゃんと紹介しようと思っていろいろ調べていたら、あっという間に時間が経っちゃうんです。今回、特に興味を惹かれたのが、「カサ マデロ」というメキシコはコアウイラ州のワインです。ここは、16世紀に創立されたアメリカ大陸最初のワイナリーなのですが、調べてみると、スペイン人の宣教師たちが北へと進んでいるうちに砂漠の中に水が湧いていたのを見つけたというところから歴史が始まり、19世紀の終わりには、メキシコ革命の指導者で大統領まで登り詰めた後に暗殺されたフランシスコ・マデロのおじいさんが買ったりした事実が判明したりして、面白かったです。こんな具合にやってるんでなかなか終わらないんです。来週までには、なんとか!と思っています。

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2009年11月 3日 (火)

死者の日、モレアマリーヨ、センパスチル

Amarillo さすがに東京屈指のインターナショナルな街、広尾だけあって、ハロウイーンはけっこう賑やかでした。仮装した子供さん達は多かったですね。サルシータにも、賑やかな仮装軍団が一組来て大騒ぎしていました。

 そんな、ハロウイーンが終わるとメキシコ人にとって大切な行事である「死者の日」が始まります。

この「死者の日」は亡くなった家族や先祖の霊が家に帰って来る日と信じられていて、そんな「死者」達を温かく迎えようという、先住民の死生観を強く受け継いだ風習と言われています。これは、死は魂の終わりを意味しない、むしろ、生きている間が夢を見ているに過ぎないと信じたメキシコの先住民の死者を祭る儀式を、「死が魂の終わり」と信じたキリスト教徒のスペイン人達がなんとかやめさせようとして、カトリックの「全聖人の日」(11月1日)に組み込んでしまったのが現在の形になった起源とされています。これで先住民達が死者を祭るのをやめて、キリスト教の聖人たちを代わりに祭るようになるのを期待したようですが、長い伝統を持つ彼らの風習を代えるには至らず、死者への信仰は今もメキシコでは強く残っているというわけです。

 写真は、この「死者の日」の前によくメキシコの南部オアハカ地方で食べられるという「モレアマリーヨ」(黄色いモレ)です。その由来は、死者の日に死者を祀った祭壇や家のドアに飾られるマリゴールドの花の原種、「センパスチル」の花に色が似ているからだと言わCempasuchil れています。死者の魂が迷わず家に辿り着けるように目印としてこの花を飾るらしいです。

この「モレアマリーヨ」、いわゆる有名な「オアハカの七つのモレ」の一つで、サルシータでも、先月中は何度かお昼のメニューでお出ししました。チレグアヒーヨに緑のトマトがベースで、シナモン、クローブ、クミン、アニスなどのスパイスが入る、ちょっとカレーぽい味です。入っているマッシュルームのような形のものは、「チャチョヨーテ」というとうもろこしの粉で作ったニョッキのようなものです。

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