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2009年10月

2009年10月27日 (火)

メキシカンソウルフード!

Alter_2 毎週日曜の朝に、うちの小学1年と幼稚園の娘たちが、楽しみにしているのが、テレビアニメの「プリキュア」。

 波乱万丈な成り行きに、ハラハラドキドキしながら見入っている様子が可笑しくて、彼女たちのそんな顔を僕は見入ってしまうのですが、昨朝の話でこんなのがありました。

 車で移動するドーナッツ屋さんをやっているかおるちゃんというおじさん!にヒロインの一人が相談しているところ。「かおるちゃんは、お店をやってて辛くて辞めたくなったことないの?」と聞かれた彼は、「あるよ。お客さんが全然来なかったときとかね、でもね、そんなときは、おれのドーナツ食べて喜んでくれたお客さんの笑顔を思い出すんだ。そしたら、やっぱり頑張ろうとまた思えるんだ。」と答えていました。それを見て、なかなかいいこと言うな、と思って出勤した昨日。

ランチタイムは、とても静かだったのですが、閉店ちょっと前にお客さんが5,6組どどっと駆け込んで来て、その中に中年のメキシコ人カップル2組がいました。彼らは、ソぺ、ケサディーヤ、トルティーヤスープ、エンチラーダなどのメキシコ人が大好きな定番の食べ物を次々と頼んでは、平らげ、「とても美味しい!」と大喜び、出て行ってお話を聞いてみると、彼らは上海に住んでいて、東京には旅行で来ているとのこと、久々に旨いメキシコ料理を食べたと感謝され、こちらもとても嬉しかったです。

 そしてディナータイム、10人のメキシコ人のグループがやって来て、ソぺ、フラウタ、ケサディーヤ、エンチラーダなどをたくさん注文して、すごい勢いで平らげていきます。他のスタッフと、「こんなに食べられるのかな?」と言っていたくらいの量だったのですが、楽しそうにお喋りしながら、最後に頼んだモレまですべて完食。「ゴチソウサマ!」と言って明るく帰って行きました。

改めて思いましたが、彼達は、ケサディーヤ、ソぺ、フラウタやエンチラーダ(もちろん、タコも)といったアントヒート(とうもろこしから作る生地で作る軽い食べ物)が大好きなんですね。これぞ、まさにメキシコ人にとってのソウルフード!僕は、サルシータをこういうものが確実に美味しい店にしたいと常日頃から思っていたので、こういうふうに喜んでもらえてとても嬉しかった。これこそが、かおるちゃんが言っていたことだったんですよね。

*写真は、「死者の日」に備えて作った今年版の祭壇です。

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2009年10月25日 (日)

テキーラメニュー

1921_2 実は、今、というか、もうかなり前からメニューを一新する作業を進めています。

というのは、やはり、メキシコ料理について、普通の方は、まだまだ、あまりご存じでないことが多いので、ひとつひとつのメニューについて、もっとお客さんに知ってもらいたいのですが、なかなか、ぼくや他のスタッフがお客さんに詳しく説明する余裕というのも無いので、メニューに料理、或いは飲み物ごとの由来や内容について、もっと丁寧な解説を載せようとしているのです。

もう作業はだいぶ、大詰めに来ているのですが、最後のテキーラのパートで手こずっています。サルシータには、約30種類のテキーラとメスカルがあるのですが、名前を羅列するだけだと、何を頼んでよいか分からないと思うので、それらの特徴や違いについて英語と日本語で説明書きをいれているのですが、これが大変なのです。細かな味のニュアンスを言葉で表現するのは難しくて、、、

 そんなこんなしていると、先日、「レゼルバデルセニョール」などのテキーラを輸入されている、グローバルコメルシオの木村代表や日本テキーラ協会の林会長が相次いで来店され、テキーラメニュー、早く完成させないと!というプレッシャーを(一人で)感じてしまいました。

今月中には、なんとかしたいと思っています。

写真はメキシコ革命をモチーフにしたボトルで有名な「1921」テキーラ、ブランコ、レポサド、アネホのそろい踏みです。

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2009年10月20日 (火)

ウワチナンゴ ア ラ ベラクルサーナ

Velacruzana 相変わらず、忙しい日々が続いています。やはり、広尾の店に移ってランチを始めて、スタッフも多くなったりしたので、いろいろやることが増えてるんですね。朝から深夜までほとんど働きっぱなしです。唯一休めるのは、ディナーの営業前の賄いの時間だけですが、それも時間が無くて10分で済ませてしまったり、、、

そんな余裕の無い日々ですが、マスコミ関係の仕事は、なるべく受けるようにしています。本物のメキシコ料理を、もっと皆さんに知ってもらいたいので。

 先週の水曜日に、この番組は2度目でしたが、東京MXテレビの「ザ・ゴールデンアワー」という番組のために、メキシコ料理における魚料理の代表格の「ウワチナンゴ ア ラ ベラクルサーナ」という料理を作りました。1.5キロくらいのけっこうな大きさの鯛にトマト、玉ねぎ、にんにく、オリーブ、ケッパー、パセリなどで作るソースをかけてオーブンで蒸し焼きにする料理です。上の材料だけだとよくある地中海風のソースみたいですが、ここで決定的な役割でメキシコ料理にしてくれるのが、この料理の出身地、ベラクルース州の原産と言われているハラペーニョ唐辛子です。その爽やかな辛さと奥深い旨味がこの料理の鍵を握っていると言ってもよいでしょう。

魚を一匹まるごと焼くので、そこから染み出てくる美味しいエキスがオーブンの中で水分が蒸発して濃くなっていくソースの旨味と一体となり、濃縮されたソースの中の野菜がオーブンの中でチリチリと香ばしくカラメライズされたとき、とても美味しい料理の完成となります。

今回、久し振りに作って、やっぱり美味いと思いました。やはりメキシコ料理は旨い!

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2009年10月14日 (水)

死者の日のパン

Pan_de_muerto  ご無沙汰しています。9月の5連休、10月の3連休と,今年の秋は連休が多いので、お店のほうが忙しくて(売上が良いという意味ではなく)大変です。

 日本人は休み過ぎじゃないの?「国民の休日」とか「ハッピーマンデイ」は勤勉な日本人を堕落させるだけだ! なんてこと言ったら、旅行業界の人達が怒りますね。

エコポイントやエコ車購入の際の免税制度は家電や自動車業界を優遇してるけど、飲食業界は、そういうのは全くなくて、競争は激化するばかりで大変です。

 さて、街がハロウイーンの飾りで溢れているこの頃、サルシータでは来る11月2日の死者の日にそなえて、「死者の日のパン」を焼きました。ぜひ、お店に見に来て下さい。

 

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2009年10月 1日 (木)

チレ ポブラーノ

Poblano 早いもので、もう10月ですね。今年の夏は、いつの間にか終ってしまいましたが、このぶんだと、秋もあっという間に終わって、すぐ冬が来そうな気がしております。毎日、仕事ばかりしているから、月日が経つのが早いのでしょうか?

 昔、10ヶ月くらい仕事をしないで旅から旅へと明け暮れていた頃がありましたが、あのときは時間が過ぎるのが遅い気がしたものでした。ニューヨークからスペインに渡ってヨーロッパを巡ってからブラジルへ飛び、南米を廻ってから中米、メキシコ、そして国境を越えて車でアメリカ合衆国を縦断して再びニューヨークへ、という旅でした。あの時は、中米の辺りで、移動することと部外者としていることに疲れてしまって、早くどこかに落ち着いて仕事がしたいと思ったものでした。

 その時から考えると、今は理想の生活をしてるはずなんですがね、、、

 さて、シルバーウイーク中、ずっとお出ししていた「チレ エンノ ガーダ」、ポブラーノという唐辛子が切れてしまい、中断していましたが、昨日また千葉から届きましたので、今日からまた再開します。時期的にはちょっと遅くなっていますが、今年もとても好評を頂き、個人的にも、とても良い出来だと自負しているので、もうちょっとやります。

 写真は届いたばかりのチレポブラーノです。完全無農薬栽培で、とても元気です。あと、2か月くらいは採れるそうなので、「ノガーダ」が終わっても、「レジェーノ」として出していきたいですね。

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