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2007年4月20日 (金)

Si tú no usa la cabeza alguien por ti la va a usar

「もし おまえが頭を使わなかったら、誰かがお前の代わりに使うぞ。」

 前にも取り上げたパナマ出身の自作自演の社会派サルサ歌手、ルベン・ブラデスが歌詞の中でよく使っている言葉です。

 ちょっと前に産経新聞で、あの大ベストセラー「バカの壁」の著者、養老先生が作家の角田光代さんと交している往復書簡の中で「考えるくせというのは小さな時に身に付けないと、一生身に付かない。」と書いていたのを読んでドキッとしました。ということは、考えるくせを付けずに大人になってしまった人は、そのまま考えることをせずに人生を終えるのだろうか?と疑問に思ったのです。つまり人間は”考える側”と考えない側”の大きく二つに分けられるのだろうか?と。

 でも、考えてみれば(ということは、ぼくは”考える側”の人間なのか?)この前、亡くなられた植木等さんじゃありませんが、人生に於いて、あまり考えないでいたほうが楽で、結果的に幸せに過ごせることが多いかも?とも思えるのです。あんまりいろいろ考えすぎて理想と現実のギャップに悩んでしまって自殺してしまう人もいるのだから。

 ルベンのメッセージは支配されることに慣らされてしまっている、所謂”コロニアルメンタリティ”に陥っている同胞のラテンアメリカ人達に警報を鳴らしているものです。支配する側にとってみれば、支配される側の人間はあまり考えないで現状を当たり前のこととして受け止めてくれたほうが、断然都合が良いでしょう。「誰かがお前のために使うぞ。」の”誰か”とは支配する側の人間のことです。「お前は何も考えずに働いていれば良いんだ。」という訳です。そういう状況を打破せよとルベンは言っているのです。

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