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2007年2月12日 (月)

マスコミの嘘~メキシコ料理篇

 テレビ番組のデータ捏造のことが、話題になっています。フジテレビには、一万件を超える苦情の電話があったとか。それについて、モーリー先輩は、あんな番組をそんなに真面目に信じていた人がいたのに驚いた、とかラジオで言っていましたが、いくら本音でも、そんなことを同じマスコミのラジオで言うのもまずいんじゃないの?まあ、そんなところが好きなんですけど、、、

 それで、思い出したのですが、その同じラジオ局の番組で、去年の今頃、メキシコ料理について全く的外れなことを言っていました。それは、夜中の番組で、バレンタインデー前ということでチョコレートに関する話をあれこれしていて、その中に、メキシコのモレというチョコレートの入っている料理のことを取り上げていたのです。作家のロバート・ハリスさんが、メキシコを旅して出会ったこの珍しい料理について語る、という設定で、時間にすると、ほんの1分くらいだったのですが、その中になんと4ヶ所くらいの誤りがありました。1年前のことで、詳しいことは忘れてしまったのですが、余りにひどいと思って、ラジオ局に抗議のメールをしました。返事はありませんでした。

 まあ、ハリスさんが実際に原稿を書いたのではなくて、放送作家がやっつけ仕事で書いたのを(そうとしか思えない)読んだだけなんでしょうが、如何にも旅慣れているというイメージの彼が読むと、皆、信じちゃうよなあ。皆さん、モレに甘いチョコレートもミントも入ってませんよ。この料理が生まれたプエブラという街はアステカ文明の香りが色濃く残った街ではなく、メキシコで最もスペイン的と言われる街ですよー。

 考えてみれば、スポンサーの資金で番組を作っている民放で、作っている側の意識が雇い主であるスポンサーの方(つまり視聴率)に行くのは当然なんですよね。そこで、情報の正確さよりもインパクトが求められるわけです。だから、彼等の流す情報は常に話半分で聞かないとだめだと思います。ぼくは新聞の記事もあまり信じていません。新聞も、広告で成り立っていますからね。グルメ情報誌も然り。皆さん、どこに行けば本当に美味しいメキシコ料理を食べれるか、分かってますか?(笑)

何はともあれ、情報が溢れている今の時代、もはや送り手がどうのこうのと言うよりも、どの情報を信じるかは受け手の責任になってくると思われます。日垣隆さんじゃないけど、ますます、メディアリテラシーというか、情報の目利きが重要になっているのでしょうね。

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コメント

あ~、やっぱり日本もそうなんですねぇ。。。アメリカなんてもっとひどいと思います。でも考えれば考えるほど頭にきますよね。だって、タブロイドなら別だけど、まともなミディアは真実をパブリックに提供することで生計を立てているはずなのに、嘘の話を作ってそれでお金儲けしてるんだったら詐欺ですよね、はっきり言って。

そういえば、かなり昔、アリゾナの朝のニュース番組で、中国のクイズ番組のテープを見て「This is Japanese program!」とか平気な顔して言ってたんです!ほんのちょっとのリサーチでこれが中国のものなのか日本のものなのかわかったはずなんですけどねぇ。生番組だったから、速攻で抗議の電話入れればよかったかな~。

投稿: あさみ | 2007年2月12日 (月) 03時39分

マスメディアという点では、アメリカは日本より先を行っていますからね。だから、親しい友人や家族の間のコミュニケーションを別にして、純粋な情報なんて無いんですよ。マスコミの情報には、必ず、お金を出しているスポンサーの意図が反映されている、ということを念頭に置いておく必要があると思います。アリゾナの話は日本人にしてみれば、あまり笑えないけど、アメリカ中西部の人達は国際感覚が無いという話は良く聞くので、そんなもんかな、とも思いますね。テキサス州知事だったブッシュ現大統領が選挙に勝った後、あまりに外交オンチだったので、当時補佐官だったライス現国務長官から国際問題についての特訓を受けた、という話をどっかで読みました。

投稿: MORIYAMA | 2007年2月13日 (火) 03時13分

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