« La salud de uno es mas importante de todo | トップページ | 愛国心 続き »

2007年1月15日 (月)

愛国心

 安部政権が目指している教育基本法の改正で、児童に愛国心を植え付けることを目標の一つにしていますが、そう言えば日本人は他の国に比べて愛国心が希薄だなと思います。そう言う僕自身、愛国心と言われると、ちょっと身構えてしまう、というか素直に受け取れないところがあるのですが、これは先の戦争の時に若者達を戦場に駆り立てる戦意高揚ために日の丸が使われ過ぎたことに対する反動や、日米安保条約の下に他の国に守ってもらっている、自立していない国だからということに起因していると思います。

 しかし、海外で暮らしていて思ったのは、自分の国を愛していない人はいない、いたとしても、そういう人は他の人から相手にされない、ということです。例えば、それぞれ違う国から来た3,4名のグループとかで話をしていたとして、どうしても自分は日本人だということが他の人からは前提になる、つまり日本代表のような目で見られているわけで、そんなときに自国を愛していない、などというと、その場がとてもしらけてしまうんですよね。

 その点、メキシコをはじめとするラテンアメリカの人たちは(自分の国がどんな状態であろうと)屈託無く愛国心を表明していて羨ましく思えました。これは、やはりカトリックの国という側面が大きいと思います。何故かというと、カトリックは家族を大事にするからです。家族というのは、人にとって最小の社会(コミュニティ)なわけで、そこから派生する父、母、兄弟への愛が、彼等の関わる知人への愛へと広がり、そのコミュニティの輪が学校、会社、町、市、県、国と広がっていくと自然に愛国心へと繋がるからです。

 その点、アメリカ合衆国の場合は、確かに愛国心はすごくあるのだけれど、移民の国だからでしょうが、常にアメリカは自由と平等の素晴らしい国だということを、政府が事あるごとに言っていて、上から押し付けている、教育という面でも小さな時から摺りこまれているな、という感じを受けました。

今の安部さんのやり方は、アメリカ合衆国に近いですよね。「美しい国」を愛せ、と教育で教えようというような(彼の内閣からは美しくない醜聞が次々と出ていますが)。しかしどちらかというと、ラテンの国のような自然発生的な愛国心の持ち方がやはり理想ではないでしょうか?「愛国心を持て」と上から言うよりも、家族を大切にするということをいろいろなところで訴えていけば、それが自然に愛国心を持つということになると思いますよ。

|

« La salud de uno es mas importante de todo | トップページ | 愛国心 続き »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/143480/4934463

この記事へのトラックバック一覧です: 愛国心:

« La salud de uno es mas importante de todo | トップページ | 愛国心 続き »