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2006年12月 7日 (木)

宝くじ

 いつも通る買い物ルートにみずほ銀行があって、今日、通りかかったら、年末ジャンボ宝くじを何人かの行員が大声を張り上げて売っていた。

 ぼくは、宝くじなんか、買ったこともないし、これからも、多分、買わないだろう。あまり、自分には、くじ運が無いというのを分かっているので。それと、昔、アメリカで行っていた学校のリーディングの教材で、宝くじの売上のうち、賞金に廻されるのは、たったの半分強だ、くじを買うのは殆どが低所得者層なので、これは、言ってみれば、貧乏人へのもう一つの課税のようなものだ、という内容の記事を読んで、すっかり興醒めしました。

 もちろん、その記事は、アメリカの宝くじの話で、日本にも当てはまるとは限りませんが、まあ、大差ないんじゃないかと思っています。博打は胴元が一番儲かると言いますが、貧乏人が必死で稼いだ金で、胴元のみずほ銀行がホクホクしてるんじゃないの?だから、売り込みにも力が入るんだろうな。

 宝くじで、思い出すのが、スペインの街角で、くじを売っていた目の不自由なおじさんたちのやる気なさそうな声。あの独裁者、フランコ将軍が全盲の人に就職の機会を与えようと彼等に宝くじ売りの仕事を斡旋したので、スペインの宝くじ売りは盲目の人ばかりでした。"¡Compra loteria! ¡Toca gordo!"(宝くじを買いな!大きいのがあたるよ!)とか怒鳴っていたけど、一本調子であまり商売気が感じられなかったなあ。でもあれくらいがちょうど良い気がします。

 そんな調子のスペインの宝くじだったけど、やっぱり儲かるみたいで、トゥール・ド・フランスに出ていた自転車チームのスポンサーにもなっていました。ピンク色に"ONCE"(ORGANIZACION NACIONAL DE CIEGOS ESPAÑOLES:スペイン盲目者協会)と書かれたジャージを着ていて、けっこう強かったです。盲目の人達の団体が視力の良さが要求されるレースのチームを持っている、というところにスペインらしいシュールさを感じたのを覚えています。さすが、ダリやブニュエルの国ですね。

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