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2006年11月 1日 (水)

ガイコツに取り憑かれた娘

 4才の長女が、最近、ガイコツの話ばかりしている。メキシコの「死者の日」が近いからではなくて、幼稚園へ行く通り道にヘンなホルモン屋が出来てそこの店頭に通行人の注目を引くためか、大きな動くガイコツの人形が置いてあるからだ。そこの近くを通るたびに、とても恐がっていて、とうとう夢にも出てきたそうだ。でも夢に出てきたガイコツはミッキーマウスの可愛いガイコツだったらしい(笑)。この前の日曜日も、朝からガイコツの話をしていたので、下の娘(1才)が絵本と間違えて引っ張り出していた水木しげるさんのメキシコ旅行記の中にある表情豊かに笑っているメキシコのガイコツを見せてやると、恐がるどころか、面白いと言って、折り紙でガイコツを作ってくれとせがまれた。恐いと言いながらも、本当は興味があるんじゃないか?しょうがないから、折り紙をガイコツの形に切って、マジックでギザギザの歯と大きな目を描いた頭をくっつけてあげたら大喜びしていた。実際、メキシコにこの時期に飾ってあるガイコツたちは大きな口を開けてにたっと笑っているものが多い。しかも彼等は普通の人間のようにダンスしたり、自転車に乗ったり、求愛したりしている。こんなガイコツなら、子供も恐がることなく、楽しいと思えるのだろう。19世紀から20世紀にかけて活躍した風刺画家ホセ・グアダルーペ・ポサダがそんな明るいガイコツを大量に描いてから定着したようだ。ガイコツを明るく描くという感性はメキシコ独特のものなのだろうか。北米の映画監督ティム・バートンはそんな物の見方に刺激を受けて「コープス ブライド」という映画を撮ったという。でもこういう感性は他のラテンの国にもある気がする。昔、ボリビアのポトシという標高4000メートルのところにある鉱山を訪ねたとき、過酷な労働に従事している鉱夫たちがしばしの休憩をとる場所に愛らしい犬のような銅像があって、何かと聞くと悪魔だと言う。どうして悪魔がここに居るの?と聞くと、本当は神様に居て欲しいのだけど神様は天高くにいらっしゃるものだから、こんな地中には置けない。それで代わりに悪魔を置いているのだと言う。そんな理由で置かれている悪魔だから人の心を癒すような穏やかな表情をしていた。そして頭には供え物のコカの葉っぱが置いてあった。

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コメント

Floating Tom had better hoist his sail.

投稿: viking dublin history | 2007年2月 1日 (木) 06時18分

treason diatropism prehistoric bescoundrel septane handspoke oversapless assessably
Team Summit
http://www.studentgroups.ucla.edu/fencing/

ガイコツに取り憑かれた娘

投稿: Keenan Kaufman | 2007年12月17日 (月) 00時12分

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