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2006年10月23日 (月)

palabrota,groseria(汚い言葉)

 昨日、メキシコのバンド、EL TRIのリーダー、ALEX LORAについて書いた時、彼の下品な言動のことに触れましたが、こういう英語で言うところの”four-letter word”を多用する傾向は,メキシコ以外でも一般的にスペイン語圏に多いように思われます。特に性的な部分を暗喩するようなものが多くて、これはスペイン語を学んだことがある人なら頷かれることがあるのではないでしょうか。

 実際、ぼくがスペインのグラナダで一月ほど語学学校に通ったとき、そこの先生の1人はそのことに触れて、ノーベル文学賞を受賞したスペインの高名な作家ホセ・カミロ・セラの著作にそんな下品な言葉を集めたものがある、などとちょっと自慢げに話していました。また、別の先生はいろんな国から来た生徒にそれぞれの国で使われている汚い言葉について聞いたりしていました。

 以前からこのことについては何故なのか考えていましたが、よく判りませんでしたが、最近、やっと自分なりの答えを見つけることが出来ました。それは、カトリック的な道徳感の強いスペイン語圏の国々では、子供の頃からお祈りをさせられたり教会で神父さんの話を聞かされたりして、とても神聖な言葉ばかり聞かされたり言わされたりしている、そのことに対しての反動ではないかと思うのです。というのは、日頃、神聖な言葉に触れているのに、実際の彼等が住む現代社会は聖書の世界からはかけ離れて混沌としていて理不尽なことも多い、だから、その理想と現実のバランスを取るためにそんな下品な言葉達が機能しているのではないかと思えるのです。逆に言えば、宗教観の強くない日本では、そんな言葉はあまり必要とされていないということでしょうか。

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コメント

Will you follow me and see what they were necessarily in a physical sense, as to attempt to avoid recognising it.

投稿: ge lights | 2007年1月31日 (水) 00時25分

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