2008年7月23日 (水)

野谷先生

サミットも終わり、大使館関係の方々は夏のバケーションに出られたのか、比較的、静かな毎日が続いています。まあ、何人か去っていったスタッフもいて、それを補う人の補充が出来ていないので、それなりにバタバタした日々なのですが、、、

 そんななか、今日は嬉しいことがありました。尊敬するラテンアメリカ文学研究の第一人者、野谷文昭先生のゼミの打ち上げに料理を提供することが出来たのです。このブログで、いつか、野谷先生の著書を愛読していると書いたことがあったのですが、それを先生のお弟子さんが読んでくれていたみたいで、今回、お料理の注文を承ったしだいです。

 当店の人気メニューの「コチニータピビル」と「鶏のモレポブラーノ」を作らせて頂きましたが、お気に召していただけたでしょうか?

 改めて、本棚を見てみると、先生の著書「ラテンにキスせよ」、「マジカルラテンミステリーツアー」、それから訳書では、ボルヘス「七つの夜」、パス「鷲か、太陽か」、プイグ「蜘蛛女のキス」のような愛読書が並んでいます。そういえば、「七つの夜」の中で、老境に入り、視力を失ったボルヘスが、「失明して、人の優しさに触れられるようになったことに感謝している」というようなことを言っていて、そういう感性でいられたら、辛いことがあっても希望を持って生きていけるな、と励まされたものでした。

明日からも頑張ろう!

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2008年7月10日 (木)

マンチャマンテレス

P7090070_3 いよいよ、夏も本番が近づいて来ましたね、ということで、南国らしい料理を作りたくなって、メキシコ南部、オアハカの誇る「七つのモレ」の一つでもある、「マンチャマンテレス」というソースの料理を作ってみました。これは、直訳すると、「テーブルクロス汚しソース」という名前の料理で、美味しくて、皆が先を争って食べるため、テーブルクロスを汚してしまう、ということからきているようです。

メキシコで一番よく使われる唐辛子の一つである。「アンチョ」にリンゴ、パイナップル、バナナを加えて作る、甘酸っぱいソースです。

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2008年7月 8日 (火)

厳重警備

 洞爺湖サミットの影響で、店近辺はすごい警戒体制が敷かれています。サルシータの入っているビルの横にも、24時間、警官の方が貼り付いて見張っているので、夜帰るときに、戸締りしなくても良い?と思われるほど。この広尾近辺は、各国大使館が密集しているので、ほぼ100メートルおきごとに警察官が立っているほどの厳重警備ぶりです。

 やはり、サミットの影響なのか、ランチタイムの常連さんの大使館の方々の姿が見えません。皆、北海道に行っちゃったのかな?などとお客さんの少ないランチタイムにスタッフ同士で話をしています。

 そんななか、近所に住んでるご家族のお客さんでよく来店してくださる方達がいらっしゃいます。けっこう小さなお子様や、生まれたばかりの赤ちゃん(さすがに料理は食べられませんが)もいて、この子達はうちの料理を食べて大きくなって、大人になっても来てくれるのかな?などと想像してしまいます。そう考えるとこの仕事も人の役に立っている良い仕事だなあと思えてくるのです。

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2008年7月 1日 (火)

女ばかり!

 なかなか、梅雨があきませんね。そんななか、相変わらず、慌しく日々が過ぎていきます。新しいスタッフが次々と入って来ています。それが、何故か女性ばかりです。別に女性だけを採用している訳ではなくて、応募してくるのが女性ばかりなんです。男性スタッフが二人辞めて、残るは僕を入れて二人だけになってしまいました。女性は10人くらいいるのに、、、若い女性ばかりに囲まれて仕事をするのは、見方によっては羨ましがられるのかもしれませんが、ちょっと、疲れますね、、、

 土曜日は、グアテマラ大使館にご飯の仕出しをしました。お店から近い西麻布でに、中南米の色々な国の大使館が集まっているビルがあるのですが、そこで日本在住のグアテマラテコ(グアテマラ人)たちの集いがあったようです。民族衣装を着た人もいて、ちょっと、心が癒されました。

 日曜日は、テレビ番組の収録がありました。激辛フードの特集だったみたいで、綺麗な女子アナさんに、生のハバネロサルサを食べてもらいました。ぼくも、マイクを向けられて、少し話す機会があったのですが、相変わらずのテレビ下手で、カメラ目線ではっきりと話すことが出来ず、何か下を向いてボソボソ喋ってしまったようで、不安です。なかなか、慣れませんね。

 月曜は、新人スタッフのために新橋のカフェイアルテにメキシコのブラウスを買いに行きました。最近、このテの服が若い子に人気のようで、下北沢なんかに行くといっぱいこんな感じのものが売っていますが、やはり、本物のメキシコのものは違います。オーナーの織屋さんは、この道30年以上のベテランで、行く度に、いろいろ興味深いお話を聞かせてもらっています。サルシータはもうすぐ、9周年。まだまだですね。

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2008年6月25日 (水)

ガスパチョ

P6240068  八百屋さんから、熟れすぎて売り物にならなくなったトマトを大量に頂いたので、スペイン南部の冷たいトマトと野菜のスープ、「ガスパチョ」を作ってみました。

ランチで、「本日のスープ」をお出ししているのですが、最近、暑くなってきたので、温かいスープの出が今一つになってきていたので、ちょうど良いかなと思って、、、

予想は的中で、多くのお客さんがチョイスして下さいました。上にアボカドを浮かべたところが、ぼくなりのメキシコ風アレンジです。ガスパチョはスペインでは、マクドナルドにもあった定番メニュー、メキシコ料理ではありませんが、スペイン系の移民が多くて暑いベラクルース辺りでは、きっとたべられてるんじゃないかな?

このスープを見ると、一月余りを過ごした灼熱のアンダルシアの夏のことを思いだしました。

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2008年6月21日 (土)

魔法のスープ

Rimg0309 メキシコ料理の「魔力」とでも呼ばないといけないような出来事が起きています。

 我が「サルシータ」広尾店は多くの大使館が密集する立地に存在しているため、大勢の大使館関係の方々が来店されますが、ここのところ、メキシコにも近い、ある国の大使及びお連れの方が、うちで出している、メキシコの代表的なスープを目当てに、毎日のように通って来られています。

いつかも書きましたが、ぼくは特別に才能のある料理人では決してなく、メキシコの人々がやっているようなやり方で普通の材料を使って(化学調味料などは一切使っていませんが)料理を作っているだけですが、それでも、こんなに人を惹きつける魅力があるということにメキシコ料理の「魔力」とでも呼ばなければいけないものを感じています。

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2008年6月20日 (金)

英語インタビュー

 そう言えば、先日、ある外国人向けのウエブサイト向けに、インタビューを受けました。きっかけは、もともと、他の事でつながりのある人がお客さんで来てくれた時に、打診されたものを、あまり考えずに二つ返事でオーケーしてしまったことでした。

 まあ、店のことについて少し聞かれるのを適当に答えれば良いだろうくらいに軽く考えていたのですが、予想に反して?かなり重装備のスタッフ3人が来て、テレビカメラのようなものが回る中、色々な質問に英語で!答えなければなりませんでした。カメラが回る中での受け答えというのは、慣れない身にとっては、やはり緊張するものですね。しかも、最近はキッチンに篭りっ放しで、あまり使っていない英語ですから、けっこうしどろもどろになってしまいました。何とか無事に?やり終えましたが、後から、あそこはこう答えておけば良かった、など反省することしきり。いやあ、参りました。

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2008年6月19日 (木)

過ぎていく日々

ご無沙汰してしまいました。すみません。最近、あれこれと、兎に角忙しくて、なかなか、ブログを更新する時間が取れませんでした。

 仕事のある普通の日は、大体、8時くらいに起きて、朝食を食べて、9時半くらいにお店に出てランチの仕込み、ランチが終ったら、すぐ、買い物に行ったりして、夜の仕込みに入いり、4時半くらいから、スタッフの賄いを作り、5時に食事をして、5時半にディナータイムがオープン。ラストオーダーが10時で、最後のオーダーを出してから、片付けに入り(週末などは、けっこう遅くなります。)業者への発注、伝票の整理、レジ締めで一日の仕事が終る頃は12時を過ぎてしまいます。終電が12時半なので、それには間に合って帰りますが、家に着くと1時過ぎていて、それからお風呂に入り、晩ご飯を食べてから、パソコンに向かうのですが、大体、メールをチェックして、ちょっと気になったことを調べたりしていると、眠くなってしまって、ブログの更新までなかなか出来ないのが現状です。

 休みの日は時間があるようで無くて、普段出来ないお店の雑用を片付けたり、やはり、普段出来ない子供の相手などをしていたら、あっという間に晩になってしまい、子供をお風呂に入れて、晩ご飯を食べて、子供を寝かしつけていると、日頃の寝不足がたたって、一緒に寝てしまいます。

 そんな感じで、毎日がどんどん過ぎていく感じです。もちろん、お店では毎日、色々なことが起きます。広尾店オープンから働いてくれていた留学生のスタッフが次のステップのために辞めて、新しいスタッフが入って来たり、すごく懐かしいお客さんが訪ねて来たり、大きなパーティがあったり、、、そう言えば、先週の金曜日は、広尾在住の外国人の方達の貸切りパーティでは、お店を暗くして、バーをキャッシュオンデリバリースタイルにして、音楽もダンスチューンにして、まるで「クラブ サルシータ」になったようでした。その次の土曜日の昼は、小さな子供さん連れのお客さんが沢山来て「ファミレス サルシータ」になっていましたが、、、その日は、メキシコに住んでいた方達の集まりもありましたね。とてもにぎやかでした。

 という感じで毎日が過ぎています。

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2008年6月 3日 (火)

痛!

 朝一番で病院に行って、右足の魚の目を除去して来ました。お医者さんに、「痛くありませんから」と言われて、安心してたのですが、かなり、痛かったです。思わず、ちょっと前に読んでいた小説の拷問の場面を思い出してしまいました(笑)。思ったより深く入っていたみたいで、「これじゃあ、歩く時、相当痛かったでしょう。」と言われてしまいました。ぎりぎりまで我慢していたので、こんなことになっちゃったんですね。これからは、自分の体の状態にもっと気を配らなくては。身体あっての仕事ですからね。

 お店でデリバリー代行サービスの会社の人の話を聞きました。お店の料理を近隣の住民の皆さんのご家庭に届けてくれるサービスです。お店がある広尾は住宅街なので、デリバリーの需要がけっこうあるようです。特にこのあたりの大きな家に住む外国人の人達からは、けっこう必要とされているようなので興味はあるのですが、今のところ、来店されたお客さんに出す料理だけで精一杯なので、とてもやれる状態ではありませんね。

 先週は、大きな人数のパーティがけっこう入っていて忙しかったです。広尾店をオープンしてから約10ヶ月になりますが、今までで一番忙しかったかも。これから夏本番に向けて、お店はもっと忙しくなりそうです。我々の仕事は肉体労働なので、身体のケアをちゃんとして、美味しい料理をいつでも出せるように頑張らなくては!

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2008年5月29日 (木)

雨の日はミステリーを読もう!

長年慣れ親しんだバイク通勤から電車通勤に切り替えて、早、半年近く、、、ぼくが乗っているのは、学芸大学から広尾までなんで、時間にすると、ほんの10分ちょっとなんですが、活字中毒者?なので、ついつい色々な本を読んでいて、面白いと駅に着いてもしばらくはホームで続きを読んでしまうこともしばしば、、、こんなぼくが今、嵌っているのが、早川書房が出しているミステリのアンソロジーです。ミステリって、純文学などと比べて、娯楽小説だと軽く見られがちですが、こういうのを読むと、人生の影の部分にも光を当てていて、実に読み応えがあります。 これからの梅雨の季節、ますます、嵌りそうです。そういえば、先週は、あるミステリ作家の方の出版記念パーティーがサルシータでありましたが、このです。自分の本が本屋さんの棚に並んでるのって好い気分でしょうね。

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