2009年12月14日 (月)

TBSテレビ「知っとこ!」に出ます!

Bunuelo あっという間に師走も半分が過ぎようとしています。今年も大詰めですね。いつも思うことですが、年月が経つのは早いですね。

 今年もクリスマスディナーのご予約を承っています。当店でしか味わえないメキシコの伝統的なクリスマス料理をお出ししますので,ぜひ、お越しください。

 そして、実は先週に取材があったのですが、当店のクリスマスディナー、特にデザートに焦点を当てて、TBSテレビの朝の番組「知っとこ!」で,次の土曜日(19日)に紹介される予定です。お料理の紹介だけでなくて、メキシコ人のクリスマスの過ごし方だとか、メキシコの文化、メキシコ人の死生観などについてもけっこう長くお話したのですが、当然、編集が入るでしょうから、どのくらい放送されるかは判りませんが、、、

 写真は、番組で局のアナウンサーの方に食べて頂いたクリスマスの定番デザート「ブニュエロ」です。もともとは、アラブ起源の揚げ菓子ですが、それがヨーロッパに伝わり、そしてメキシコにスペイン人が伝えたものです。ヨーロッパでは、謝肉祭の頃に食べられるのですが、メキシコではクリスマスの時期に食べるのが習慣になりました。黒糖(メキシコではピロンシーヨと呼ばれる)とシナモン、クローブで作ったシロップをかけるのが、メキシコ風です。上に乗っかってる焼き林檎はサルシータのオリジナルです。林檎の酸味が甘いシロップとのバランスを取っています。さらにクリスマスディナーでは、自家製のバニラアイスクリームを上に乗せる予定です。

| | コメント (0)

2009年12月 1日 (火)

キッザニア東京

Kidzania_2 いよいよ、師走に突入ですね。11月は、今までにもまして、とても厳しい月でしたが、もうこれ以上は悪くなりようがないと信じて、12月は頑張りますので宜しくお願いします。

 今日は久々に子供と遊びました。もう、だいぶ前から約束していたのですが、上の子供と豊洲にあるキッザニア東京にいって来ました。

彼女にとっては、2回目のキッザニアです。幼稚園の終わりに初めて行って、とても気に入ったみたいで、それからは、何かにつけて「キッザニアに行きたい!」と言っていたので、今日は朝からとても嬉しそうでテンションが上がっていました。場所は豊洲、我が家からはちょっと遠いです。日比谷線の日比谷で有楽町線の有楽町に乗り換えて4っめくらい。築地の市場が豊洲に移転するかも、なんて話がありましたが、本当にそうなったら、通うのはきびしいな、なんて思いながら到着。ららぽーとという大きなショッピングモールのなかにあります。不況のせいか、月曜だからか、午後2次だというのに人影まばらなモール内でしたが、3階のキッザニアの前にはたくさんの子供と親たちが列を作っていました。整理券を渡されて3時に指定された場所にいくと、100メートルはあろうかというくらいの長蛇の列が広いモールの通路を縫うように出来ていました。それからすでに1時間ちかくかかってようやく入場。この時点で、こちらはかなり疲れてしまいましたが、子供は期待が大きいからか、へっちゃらな様子です。

実際の企業がスポンサーになって、大人がするような本格的な仕事を疑似体験出来るというこの施設、確かにとても面白そうで、自分が子供の頃にこんなのがあったら、やはり大喜びしてただろうな、と思います。うちの子も絵の具作りから始まって、デザイン工房、病院の新生児科、ピザ屋さん、ネイルにキャビンアテンダントと、6種類の仕事を体験して大満足でした。なんでも、前回は四つしか出来なかったそうで、今回はこれでもインフルエンザの影響か、空いていた!のでたくさん出来たようです。

 こんなすごい人気のキッザニア、実はメキシコが本家なんですね。メキシコシティの中心、チャプルテペック公園に1999年にオープンしているということなので、なんと、サルシータと同い年ですね。すごい!

 写真は、赤ちゃん(人形の)をお風呂に入れたあと、タオルで包んであげているところです。やはり、皆、女の子だからか、とても楽しそうにやっていました。

| | コメント (0)

2009年11月25日 (水)

テキーラメニュー完成!

Photo001 お待たせしました!

ようやく新しいテキーラメニューが出来上がりました。テキーラって、メキシコ料理と同様、実は奥深い魅力を持つのに、おおいに誤解されていますよね。我が国では、一気飲みして盛り上がるだけの酒のようなイメージが、まだまだ強いのですが、そんな誤った認識を打ち破って、ゆっくり味わって欲しい本当に美味しいテキーラを29種類選び、けっこう詳しい説明を日本語と英語で付けて載せています。A4の大きさで5ページぎっしりのボリュームです。それに加えて初心者の方が選びやすいように、テキーラの基礎知識、原料や生産地のこと、熟成度によるタイプの違いなどを説明したページも2ページ加えました。そして、新たに「テイスティングセット」としてブランコ、レポサド、アネホの3タイプから僕が選んだ3銘柄と日本テキーラ協会が昨年のベストとして選んだ3銘柄をセットにしてリーズナブルに(1800円)楽しんで頂けるものをご用意しました。テキーラ協会が選んだ3本はこちらをご覧下さい。僕が選んだものについては、ご来店されてからのお楽しみということで、、、

寒い夜はテキーラを飲んで暖まろう!

| | コメント (0)

2009年11月17日 (火)

すべての美しい馬

 5122qcnf6hl__sl500_aa240_

ぼくには、今、高校1年の姪がいるのですが、11月の上旬が彼女の誕生日で、 毎年、この時期になると、読書好きな彼女にプレゼントをする本を探すのが恒例になっています。

もともと、僕自身、活字中毒の気があって、新聞、雑誌の書評欄などで、面白そうな本のチェックはよくしているのですが、今年は、「永遠のアメリカの青春小説の傑作」という宣伝文句とメキシコが舞台ということに惹かれてアメリカの作家、コーマック・マッカーシーの「すべての美しい馬」にしようかな、と思い、アマゾンで取り寄せて読み始めました。

今はどうだか知らないけれど、僕たちの青春時代はアメリカの小説家サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」が定番の読み物になっていましたが、甘酸っぱく切ないあの小説に比べて、この本は、乾いた文体のハードボイルド仕立てで、西部劇さながらの暴力も登場していて、ちょっと若い女の子に薦められる内容ではないな、と思ってプレゼントにするのは止めましたが、メキシコを舞台にした冒険活劇は、ぼくのようなおじさんには、とても面白く、堪能しました。

メキシコの荒涼とした自然の描き方は、ジョン・リードの「反乱するメキシコ」を思い出させたし、仲間のために無謀ともいえる行動にでる苛烈さはサム・ペキンパーの「ワイルドバンチ」などのメキシコを舞台にした映画を思い出させてくれました。

 どちらかというと、男性向けの小説かもしれませんね。

| | コメント (2)

2009年11月10日 (火)

ドリンクメニュー製作中!

Bebidas1 じつは、今、というか、けっこう前からなのですが、ドリンクメニューのリニューアルをやっています。

 今のメニューはスペースの都合で、それぞれのドリンクについて詳しい説明を載せていないのですが、ドリンクにもかなり力を入れているのに、これでは、なかなかお勧めのものが伝わりにくくて勿体ないので、ちょっとくどくなるかもしれないけど、詳しい解説をいろいろ付けることにしたのです。

しかし、これが思った以上に大変な作業で、、、

特にテキーラとワインのページが、なかなか終わりません。今日も朝から深夜までパソコンに向かっていたのですが、あと少しのところで、完成させられませんでした。なぜ、こんなに時間がかかるかというと、やっぱり、お酒ってその土地の歴史や文化と深いつながりがあって、ちゃんと紹介しようと思っていろいろ調べていたら、あっという間に時間が経っちゃうんです。今回、特に興味を惹かれたのが、「カサ マデロ」というメキシコはコアウイラ州のワインです。ここは、16世紀に創立されたアメリカ大陸最初のワイナリーなのですが、調べてみると、スペイン人の宣教師たちが北へと進んでいるうちに砂漠の中に水が湧いていたのを見つけたというところから歴史が始まり、19世紀の終わりには、メキシコ革命の指導者で大統領まで登り詰めた後に暗殺されたフランシスコ・マデロのおじいさんが買ったりした事実が判明したりして、面白かったです。こんな具合にやってるんでなかなか終わらないんです。来週までには、なんとか!と思っています。

| | コメント (0)

2009年11月 3日 (火)

死者の日、モレアマリーヨ、センパスチル

Amarillo さすがに東京屈指のインターナショナルな街、広尾だけあって、ハロウイーンはけっこう賑やかでした。仮装した子供さん達は多かったですね。サルシータにも、賑やかな仮装軍団が一組来て大騒ぎしていました。

 そんな、ハロウイーンが終わるとメキシコ人にとって大切な行事である「死者の日」が始まります。

この「死者の日」は亡くなった家族や先祖の霊が家に帰って来る日と信じられていて、そんな「死者」達を温かく迎えようという、先住民の死生観を強く受け継いだ風習と言われています。これは、死は魂の終わりを意味しない、むしろ、生きている間が夢を見ているに過ぎないと信じたメキシコの先住民の死者を祭る儀式を、「死が魂の終わり」と信じたキリスト教徒のスペイン人達がなんとかやめさせようとして、カトリックの「全聖人の日」(11月1日)に組み込んでしまったのが現在の形になった起源とされています。これで先住民達が死者を祭るのをやめて、キリスト教の聖人たちを代わりに祭るようになるのを期待したようですが、長い伝統を持つ彼らの風習を代えるには至らず、死者への信仰は今もメキシコでは強く残っているというわけです。

 写真は、この「死者の日」の前によくメキシコの南部オアハカ地方で食べられるという「モレアマリーヨ」(黄色いモレ)です。その由来は、死者の日に死者を祀った祭壇や家のドアに飾られるマリゴールドの花の原種、「センパスチル」の花に色が似ているからだと言わCempasuchil れています。死者の魂が迷わず家に辿り着けるように目印としてこの花を飾るらしいです。

この「モレアマリーヨ」、いわゆる有名な「オアハカの七つのモレ」の一つで、サルシータでも、先月中は何度かお昼のメニューでお出ししました。チレグアヒーヨに緑のトマトがベースで、シナモン、クローブ、クミン、アニスなどのスパイスが入る、ちょっとカレーぽい味です。入っているマッシュルームのような形のものは、「チャチョヨーテ」というとうもろこしの粉で作ったニョッキのようなものです。

| | コメント (0)

2009年10月27日 (火)

メキシカンソウルフード!

Alter_2 毎週日曜の朝に、うちの小学1年と幼稚園の娘たちが、楽しみにしているのが、テレビアニメの「プリキュア」。

 波乱万丈な成り行きに、ハラハラドキドキしながら見入っている様子が可笑しくて、彼女たちのそんな顔を僕は見入ってしまうのですが、昨朝の話でこんなのがありました。

 車で移動するドーナッツ屋さんをやっているかおるちゃんというおじさん!にヒロインの一人が相談しているところ。「かおるちゃんは、お店をやってて辛くて辞めたくなったことないの?」と聞かれた彼は、「あるよ。お客さんが全然来なかったときとかね、でもね、そんなときは、おれのドーナツ食べて喜んでくれたお客さんの笑顔を思い出すんだ。そしたら、やっぱり頑張ろうとまた思えるんだ。」と答えていました。それを見て、なかなかいいこと言うな、と思って出勤した昨日。

ランチタイムは、とても静かだったのですが、閉店ちょっと前にお客さんが5,6組どどっと駆け込んで来て、その中に中年のメキシコ人カップル2組がいました。彼らは、ソぺ、ケサディーヤ、トルティーヤスープ、エンチラーダなどのメキシコ人が大好きな定番の食べ物を次々と頼んでは、平らげ、「とても美味しい!」と大喜び、出て行ってお話を聞いてみると、彼らは上海に住んでいて、東京には旅行で来ているとのこと、久々に旨いメキシコ料理を食べたと感謝され、こちらもとても嬉しかったです。

 そしてディナータイム、10人のメキシコ人のグループがやって来て、ソぺ、フラウタ、ケサディーヤ、エンチラーダなどをたくさん注文して、すごい勢いで平らげていきます。他のスタッフと、「こんなに食べられるのかな?」と言っていたくらいの量だったのですが、楽しそうにお喋りしながら、最後に頼んだモレまですべて完食。「ゴチソウサマ!」と言って明るく帰って行きました。

改めて思いましたが、彼達は、ケサディーヤ、ソぺ、フラウタやエンチラーダ(もちろん、タコも)といったアントヒート(とうもろこしから作る生地で作る軽い食べ物)が大好きなんですね。これぞ、まさにメキシコ人にとってのソウルフード!僕は、サルシータをこういうものが確実に美味しい店にしたいと常日頃から思っていたので、こういうふうに喜んでもらえてとても嬉しかった。これこそが、かおるちゃんが言っていたことだったんですよね。

*写真は、「死者の日」に備えて作った今年版の祭壇です。

| | コメント (0)

2009年10月25日 (日)

テキーラメニュー

1921_2 実は、今、というか、もうかなり前からメニューを一新する作業を進めています。

というのは、やはり、メキシコ料理について、普通の方は、まだまだ、あまりご存じでないことが多いので、ひとつひとつのメニューについて、もっとお客さんに知ってもらいたいのですが、なかなか、ぼくや他のスタッフがお客さんに詳しく説明する余裕というのも無いので、メニューに料理、或いは飲み物ごとの由来や内容について、もっと丁寧な解説を載せようとしているのです。

もう作業はだいぶ、大詰めに来ているのですが、最後のテキーラのパートで手こずっています。サルシータには、約30種類のテキーラとメスカルがあるのですが、名前を羅列するだけだと、何を頼んでよいか分からないと思うので、それらの特徴や違いについて英語と日本語で説明書きをいれているのですが、これが大変なのです。細かな味のニュアンスを言葉で表現するのは難しくて、、、

 そんなこんなしていると、先日、「レゼルバデルセニョール」などのテキーラを輸入されている、グローバルコメルシオの木村代表や日本テキーラ協会の林会長が相次いで来店され、テキーラメニュー、早く完成させないと!というプレッシャーを(一人で)感じてしまいました。

今月中には、なんとかしたいと思っています。

写真はメキシコ革命をモチーフにしたボトルで有名な「1921」テキーラ、ブランコ、レポサド、アネホのそろい踏みです。

| | コメント (0)

2009年10月20日 (火)

ウワチナンゴ ア ラ ベラクルサーナ

Velacruzana 相変わらず、忙しい日々が続いています。やはり、広尾の店に移ってランチを始めて、スタッフも多くなったりしたので、いろいろやることが増えてるんですね。朝から深夜までほとんど働きっぱなしです。唯一休めるのは、ディナーの営業前の賄いの時間だけですが、それも時間が無くて10分で済ませてしまったり、、、

そんな余裕の無い日々ですが、マスコミ関係の仕事は、なるべく受けるようにしています。本物のメキシコ料理を、もっと皆さんに知ってもらいたいので。

 先週の水曜日に、この番組は2度目でしたが、東京MXテレビの「ザ・ゴールデンアワー」という番組のために、メキシコ料理における魚料理の代表格の「ウワチナンゴ ア ラ ベラクルサーナ」という料理を作りました。1.5キロくらいのけっこうな大きさの鯛にトマト、玉ねぎ、にんにく、オリーブ、ケッパー、パセリなどで作るソースをかけてオーブンで蒸し焼きにする料理です。上の材料だけだとよくある地中海風のソースみたいですが、ここで決定的な役割でメキシコ料理にしてくれるのが、この料理の出身地、ベラクルース州の原産と言われているハラペーニョ唐辛子です。その爽やかな辛さと奥深い旨味がこの料理の鍵を握っていると言ってもよいでしょう。

魚を一匹まるごと焼くので、そこから染み出てくる美味しいエキスがオーブンの中で水分が蒸発して濃くなっていくソースの旨味と一体となり、濃縮されたソースの中の野菜がオーブンの中でチリチリと香ばしくカラメライズされたとき、とても美味しい料理の完成となります。

今回、久し振りに作って、やっぱり美味いと思いました。やはりメキシコ料理は旨い!

| | コメント (3)

2009年10月14日 (水)

死者の日のパン

Pan_de_muerto  ご無沙汰しています。9月の5連休、10月の3連休と,今年の秋は連休が多いので、お店のほうが忙しくて(売上が良いという意味ではなく)大変です。

 日本人は休み過ぎじゃないの?「国民の休日」とか「ハッピーマンデイ」は勤勉な日本人を堕落させるだけだ! なんてこと言ったら、旅行業界の人達が怒りますね。

エコポイントやエコ車購入の際の免税制度は家電や自動車業界を優遇してるけど、飲食業界は、そういうのは全くなくて、競争は激化するばかりで大変です。

 さて、街がハロウイーンの飾りで溢れているこの頃、サルシータでは来る11月2日の死者の日にそなえて、「死者の日のパン」を焼きました。ぜひ、お店に見に来て下さい。

 

| | コメント (3)

«チレ ポブラーノ